8月16日。どこまでも青い海、澄み切った夏の空。1年5か月前、この海を「津波」が襲いました。陸前高田、気仙沼、南三陸の町、まるごと津波が呑み込みました。分厚い鉄筋のビルが崩れ、家まるごと呑み込み、町全部がなくなりました。陸前高田の「一本松」には、たくさんの人たちがカメラ片手に集まってました。道路の両端には、「仮設住宅」の場所を示す矢印看板。少し小高い丘には、色とりどりの「のぼり」が風に吹かれて賑わう「復興商店街」がありました。うず高く重なった、押しつぶされた車、そしてがれきの山がありました。海沿いの限られた平地で生きる人たち。それを支えるのも人たち。日本のリーダー達は何を見ているのか。何をやるべきなのか。たくさんの人達が「明日」を信じて生きています。
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