旧温海町立山戸小学校「一日読書の日」

雪の月山道を抜け波しぶき荒い日本海沿いの町旧温海町の山戸小学校によんでいただきました。全校児童17人のあたたかい穏やかな子ども達と先生達の小学校。外は吹雪、でも校舎の中は木のぬくもりいっぱいの学校。保育園の年長さんも呼んでの、、前半は「ピエロとあそぼう」後半はkども達と一緒に「きつねの森」の読み聞かせ。4年生と5年生の子ども達と読み聞かせをしました。子ども達は、気持ちをいっぱいこめて読んでくれました。「にげだしたおにばんば」の読み聞かせも、一生懸命聴いてもらいました。一緒に給食もいただいて、子ども達の漬けた「あつみかぶ」もいただいて焼き芋もごちそうになって、心もお腹もいっぱいになりました。午後は、6年生の「たいせい君」の紙芝居、教頭先生や校長先生の読み聞かせもありました。「本」に囲まれた楽しい一日でした。地域に伝わる「歌舞伎」や「お能」をしっかり受け継いでいる子ども達は、どこか「演じる」とか「声に出す」とかの基礎、当たり前に育っている「血」があるような気がしました。また、「この子たちに会いたい」「一緒に本を読みたい!!」そんな気がしてなりません。帰りに荒れ狂う日本海を見て来ました。ここにもしっかり人が生きていて、生活していて、未来を背負う子ども達が力強く生きているのだと実感できました。

日本海から山側に10分ほど。旧温海町「山戸小学校」が小高い丘の上にありました。

「ピエロとあそぼう」も楽しんでもらいました。

全校児童17名、そして校長先生と記念写真。

午後3時半。荒れ狂う日本海・・鶴岡市三瀬海岸。