山形市立第一小学校。わたしの母校である。山形市のど真ん中にあって、今もその姿を残している。昭和2年建造。小学生の頃は、演劇教室などは、県民会館まで七日町の商店街を歩いて出かけた。郊外の小学校は、バスに乗ってやって来る姿を見てうらやましく思ったものだ。また、私が小学生だった頃から「建て替え」の話があったが、あまりに頑丈に造ってあるために、「新しく建てる以上に壊すお金がかかる」ということもあった。結局歴史的建造物としての価値もあり、今は「まなび館」としての県の文化施設の生まれ変わった。この校舎の隣に「新校舎」が建てられている。東北芸術工科大学の学生の創造の拠点にもなっていて、いろいろな町おこしのアイデイアがここから生まれている。校舎の中に入ることはあまりなくなったが、こうして校舎が残っていることはうれしい限りだ。
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