小学4年生だった教え子が天国へ逝って8年。高校3年生、高校球児になっていたはずの教え子。「月1」の恒例にしているお詣りに行ってきた。夏の甲子園を目指して地区大会が始まろうとしている今、「あれからもう8年か!」と、時の流れの速さに驚く。あれから8年、月に1回のペースでお詣りに行く。いつもおばあちゃんと長話をしてくる。80歳を過ぎたおばあちゃんは、私が行くことを心待ちにしていてくれる。取り留めもない話のいつもだが、そんな時間がいいのかもしれない。学校での様子を話すと喜んでくれる。担任としての目ではあるが、それを喜んでくれる。いつの間にかおばあちゃんは友達になっている。今日は久しぶりに「パパ」とも話すことができた。8月に教え子の妹を連れて「甲子園」に行くという。高校3年の夏、甲子園のグランドに立っていたかもしれない息子。高校3年の球児に思いをかぶせて、天国での息子の成長を確かめるのかもしれない。
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